破産・再生 ｜ 担当弁護士 中上・森・太田・千葉

企業の清算、倒産処理、再生再建

この分野では、以下のような案件を扱います。

1　個人破産、個人民事再生
2　会社債務整理、バンクミーティング
3　会社特別清算、破産、民事再生
4　大型会社破産、民事再生
5　清算、事業承継、M&A

本分野の特徴

破産にしても、民事再生にしても、金銭の貸借契約、請負契約、リース契約など多数の法律問題の集積であり、複雑に絡みあった法律問題を迅速に処理し、利害を調整し、混乱を最小限に抑える事が求められます。大型事件においては、短時間で多数の案件を処理しなければならないため、一人の弁護士では手に負えず、複数の弁護士が案件を分担することが必要ですし、事務処理が膨大になるため、多数の事務局スタッフの協力も必要になります。

本分野にかける思い

会社も人間と同じで、生まれたからには、いつかは何らかの形で閉じていくのが大半です。倒産するのは何も恥ではなく、どの会社にも起こりうる事です。ただ迷惑がかかる債権者がいる以上、きっちりと法的に破産手続きをとり、その上で再スタートをきっていくべきだと考えます。ただ、破産はともすれば、解雇される熟練労働者にとっては、これまで培ってきた能力を生かす場がなくなり、前日まで稼働していた機械がくず鉄になってしまうこともあります。倒産手続きに関与する弁護士にとって、これほど辛いものはありません。
できれば、早め早めに相談を受け、なんとか、労働者も、機械も十分にその本来の力を発揮できるような形での軟着陸ができないものか、できるだけ依頼者と共に考えたいと思っています。

実績経験

当事務所において取り扱った事件は、75年間の歴史を考えれば、数える事は困難ですが、上記に示した案件はこれまですべて取り扱っております。また、大型破産管財事件を含めて、破産管財事件を多数受任する事で、破産、再生申立事件においても役に立つ事は多いです。
法律問題も病気と同じです。早めの相談があれば、破産手続きまでいかずに乗り切れる場合もあります。早め早めの相談をお願いします。